春遊 しゅんゆう

その他の美術  / 江戸

  • 鍋島直正  (1814~1871)
  • なべしまなおまさ
  • 佐賀県
  • 江戸時代後期~明治時代初期
  • 紙本墨書 掛幅装
  • 竪105.1cm 横59.6cm
  • 1幅
  • 佐賀県佐賀市松原2丁目5-22
  • 公益財団法人鍋島報效会

10代佐賀藩主・鍋島直正(1814~71)55歳頃の作。滲み・擦れ・肥痩・硬軟・大小など多様な要素が一幅の中にまとめられており、晩年期の集大成と言える作品。「新」字や「人」字の刻み込む線からは、晩年の、なおも横溢するバイタリティーが感じとられる。
なお本詩は、鍋島直正漢詩文集「十可山房集」に、慶応2年の作詩として収録されている。

春遊 しゅんゆう
ページトップへ