高嶺の花 たかねのはな

その他の美術  / 江戸 / 佐賀県

江戸時代後期の公家・大名らの手になる和歌色紙を中心とする書画作品集。巻頭は10代鍋島直正継室筆姫の和歌書「御前様御懐紙 御二十歳御時」に始まり、直正長女の貢姫12歳・14歳の和歌書が続く。以降、久世三位通熙、冷泉前大納言入道尊覚、中園三位実綱、右近衛権少将公前、圓諦院、中院権大納言通知、大炊御門大納言経教、伝法輪大納言公富、平松宰相時庸、烏丸宰相資慶、富小路三位、姉小路左中将実道、裏松左中弁資清、久我大納言建通、大炊御門前中納言家信、五條宰相為定、中院侍従通繋、中院中将通富、藤波三位教忠、藤井三位行学、万里小路侍従愽房などとおもに公家衆の書が続き、松平楽翁定信、伊達伊予入道宗紀、伊達遠江守宗城、貢姫14歳と12歳の画、細川越中守斉護、伊達大膳大夫宗徳、間部下総守詮勝の書の順に、おもに大名の書が配されている。
原則として1人につき1点だが、圓諦院の書は14点と最も多い。圓諦院は初代田安徳川家当主の宗武の娘で、7代佐賀藩主鍋島重茂の継室。公家・大名の選定基準は未詳だが、大名については鍋島家と縁戚者の作品が多い。松平定信は圓諦院の弟、細川斉護は宏姫(10代佐賀藩主鍋島直正二女)の夫細川護久の父、伊達宗紀は8代佐賀藩主鍋島治茂娘観姫の夫にあたる。

高嶺の花 たかねのはな

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