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豊国祭礼図屏風

ほうこくさいれいずびょうぶ

概要

豊国祭礼図屏風

ほうこくさいれいずびょうぶ

日本画 / 絵画 / 江戸 / 日本

伝岩佐又兵衛

いわさまたべえ

江戸/17世紀

各 縦166.7 横345.0

六曲一双

重文

 豊国祭礼は、豊臣秀吉七回忌を記念して慶長九年(一六〇四)八月に行われた祭典である。向かって右隻には豊国神社社頭における田楽猿楽の奉納、騎馬行列が、左隻には方広寺大仏殿を背景に、上京・下京の町衆が華美ないでたちで豊国踊に熱中するさまが描かれる。一双で千人近い人物が華麗な彩色と力強い筆致で、しかも細密に描きだされており、これらの群衆が織りなすうねるような狂躁や熱気は、見る者を圧倒する。本図は岩佐又兵衛筆と伝承されるが、確証はない。高野山光明院、蜂須賀家と伝来し、昭和八年徳川美術館の所蔵となった。

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キーワード

屏風 / / 一双 / 岩佐

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