矢立山古墳群 やたてやまこふんぐん

古墳 / 九州 

長崎県
対馬市厳原町
指定年月日:19761227
管理団体名:対馬市(平23・1・13)
史跡名勝天然記念物

S51-12-018[[矢立山古墳]やたてやまこふん].txt: 対馬の西海岸厳原町小茂田の集落の東方、北から延びた1丘陵の稜線上に横穴式石室を具えた2基の円墳がある。2基の古墳は、約20メートルの間隔をあけて南北に並んでいる。
 南の1墳は、第1号古墳と呼ばれており、現在径20メートル、高さ3メートル弱の封土を持っている。周囲に数か所石積みがあり、もと積石塚であったかと考えられている。石室は墳丘の中央にあり、南に開口している。石室は羨道と玄室間に仕切りのない平面長方形で長さ4.5メートル、幅1.7メートルを測る。玄室の入口には閉塞用の平石材が積まれている。天井石は、板石6枚が残るが、旧状は10枚前後存在したかと思われる。床面には平石を密に敷き、側壁は平石を水平に、ゆるやかに内に傾くよう巧みに積み上げ、極めて整備な姿を示している。早く開口していたため副葬品は殆んどのこされていないが、玄室の奥寄りに、木棺に用いた釘をはじめ金銅装大刀片が発見されている。
 第2号古墳は、円墳と思われるが、墳丘の大半を流失している。中央に平面T字形を呈する極めて特異な横穴式石室を設けている。横に長い玄室は長さ3.8メートル、幅1メートル、羨道の奥につづく玄室部は長さ2.5メートル、幅0.9メートル、また閉塞部をも含めて羨道は1.7メートル、幅は入口がひらいて1.1メートルを測る。石室、側壁のすべてが長方形に近い割石をもって整然と積まれ、直壁ぎみにたち上がる美しい構造である。床面には平板石を一面に敷きつめている。玄室の東南隅には土器や刀が、また、羨道につづく玄室の奥には銅鋺が副葬されてい…

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