世界遺産と無形文化遺産
富岡製糸場と絹産業遺産群
とみおかせいしじょうときぬさんぎょういさんぐん
世界遺産登録年:2014年
構成する文化遺産
主情報
- 記載物件名
- 富岡製糸場と絹産業遺産群
- 構成資産
- 富岡製糸場、田島弥平旧宅、高山社跡、荒船風穴
- 所在地(市町村)
- 群馬県富岡市、伊勢崎市、藤岡市、甘楽郡下仁田町
- 暫定記載年
- 平成19年(2007年)
- 推薦年月
- 平成25年(2013年)1月
- 記載年月
- 平成26年(2014年)6月
- 評価基準
- (ⅱ)(ⅳ)
- 都道府県所管課
- 群馬県文化振興課歴史文化遺産室
- 自治体等HP
- https://worldheritage.pref.gunma.jp/ja/(群馬県立世界遺産センターHP)
- ユネスコ資産ページ
- https://whc.unesco.org/en/list/1449
- 写真提供
- 群馬県
関連資料
解説
詳細解説
富岡製糸場と絹産業遺産群は、世界経済の貿易を通じた一体化が進んだ19世紀後半から20世紀にかけて、高品質な生糸の大量生産の実現に貢献した技術交流と技術革新を示す集合体です。その結果、世界の絹産業の発展と絹消費の大衆化がもたらされました。
この技術革新は、製糸技術の革新と、原料となる良質な繭の増産を支えた養蚕技術の革新の双方が相まって成し遂げられました。本資産は、製糸とこれを支える養蚕の技術革新の過程を示す構成要素を併せ持ち、生糸を生産する過程全体を今日に伝える顕著な見本です。