工芸品 / 平安
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平安
- 鋳銅製挽物仕上げ。すべて極めて薄で軽量につくられ、箔鍍金を施している。
大鋺二口は他の鋺よりもやや大きく、口縁部は外に開き、胴部は角張り鎬立った節をつくっている。底部に高台脚を着けている。口・脚の縁に玉縁をめぐらす。
- (1)口径21.1 胴径15.7 脚径10.6 高6.7 (㎝)
(2)口径20.9 胴径16.3 脚径9.6 高7.1(㎝)
- 2口
- 重文指定年月日:19580208
国宝指定年月日:
登録年月日:
- 宗教法人教王護国寺
- 国宝・重要文化財(美術品)
鋺はいずれも口縁を開き、腰がしまった鋭さのある形で、特色ある平安時代前期の作と考えられ、皿・鋺蓋も同時期のものと思われる。