色絵罌粟文茶壺〈仁清作/〉 いろえけしもんちゃつぼ〈にんせいさく〉

工芸品 / 江戸

  • 仁清
  • 東京都
  • 江戸
  • 素地は小砂まぢりの卵殻色の軽い荒い土だが、露胎の部分は★褐色にこげている。これに半透性白濁の部分もある釉薬が比較的厚くかかり、腰以下は露胎である。形は口がしまり、肩がなで肩となり、胴のふっくらと張った茶壺で、肩に耳が四つ貼付されている。胴全面に赤、若緑、金、銀で咲きさかる罌粟文を描き、肩に金泥で雲錦文を配し、裾には黒い上絵具で雲文を描いてある。底に「仁清」の大印がある。残念なことに胴が大きく三つに割れ、口の数箇所が破損している。
  • 高43.3 口径12.2 胴径34 底径14
  • 1口
  • 東京都千代田区丸の内3-1-1
  • 重文指定年月日:19600609
    国宝指定年月日:
    登録年月日:
  • 財団法人出光美術館
  • 国宝・重要文化財(美術品)

江戸時代の作品。

色絵罌粟文茶壺〈仁清作/〉

ページトップへ