工芸品 / 宋
- 東京都
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南宋
- 鉄分を含んだ半磁質胎の素地、いわゆる下蕪形で、頸に二段の節、胴に三條の突帯を廻らし、口縁は横に開く。高台は径が大きく、両側に矩形の孔を穿つ。全面に灰青色の青磁釉が厚くかかり、荒い貫入があらわれている。
- 高23.7 口径7.2 底径11.7 (㎝)
- 1口
- 東京都千代田区丸の内3-1-1
- 重文指定年月日:19780615
国宝指定年月日:
登録年月日:
- 財団法人出光美術館
- 国宝・重要文化財(美術品)
素地は鉄分を含んだ半磁質胎で、いわゆる下蕪形の花生であり、全面に灰青色の青磁釉が厚くかかっている。
中国南宋官窯の数少ない遺例の内でも優れた作品の一つである。