工芸品 / 宋 元
- 南宋~元
- 頸が細長く胴の下部がふくらんだ、いわゆる下蕪(しもかぶら)形である。口縁の下にふくらみがある柑子口で、頸と胴に一条の凸起があり、高台は外に張る。素地は灰白色磁質で、全面にやや緑色を帯びた青磁釉が厚くかかり、大小の黒褐色の鉄斑文を散らしている。
- 胴径14.8 高台径8.5 高30.0 (㎝)
- 1口
- 重文指定年月日:19540320
国宝指定年月日:
登録年月日: - 個人
- 国宝・重要文化財(美術品)
日本に多く舶載された飛青磁の伝世品。
破綻の無い形姿やむらのない釉調、巧みに配された鮮やかな発色の鉄斑文など、飛青磁を代表する優品の一つである。