鉄五輪塔地輪 てつごりんとうちりん

工芸品 / 鎌倉

  • 鎌倉 / 1268
  • 1基
  • 重文指定年月日:19800606
    国宝指定年月日:
    登録年月日:
  • 八幡神社
  • 国宝・重要文化財(美術品)

鋳鉄製五輪塔の地輪部分で、周囲に文様・銘文を鋳出している。銘文によれば、建長六年(一二五四)に四十余人の衆徒によって発願し、文永五年(一二六八)に一丈一尺(約三・三三メートル)の大きな五輪塔を造立したことがわかる。これは現在地輪のみしか遺っていないが、方一メートルを越える雄大な作で、現在知られる鉄製五輪塔中最大のものである。陽鋳された狛犬の図様、鋳上りも優れている。

鉄五輪塔地輪

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