守峰筆 源平合戦「屋島壇ノ浦図」屏風
しゅほうひつげんぺいかっせん「やしまだんのうらず」びょうぶ
絵画 日本画 / 江戸
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守峰
- しゅほう
- 香川県高松市
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江戸時代後期
- 屏風装、紙本著色
- 155.0×363.0
- 1
- 香川県高松市
- 6曲1隻
- 香川県立ミュージアム
屋島合戦における代表的な武勇伝を描く。画面中央から右にかけて那須与一が扇の的を射落とす場面、また画面上部中央に平家方の悪七兵衛(あくしちびょうえ)景清が、源氏方の三穂屋(みおのや)十郎の兜(かぶと)の錣(しころ)を引きちぎる場面などを描き出している。画面左下には源義経と弁慶の姿もみえる。江戸時代に数多く制作された屋島合戦図屏風の一つで、特に本図は人物描写を大きくするところに特徴があり、落款によって守峰なる絵師の制作とわかる。