本朝文粋巻第六 ほんちょうもんずいまきだいろく

歴史資料/書跡・典籍/古文書 その他 / 鎌倉

  • 京都府
  • 鎌倉 / 1230
  • 1巻
  • 京都国立博物館 京都府京都市東山区茶屋町527
  • 重文指定年月日:19800606
    国宝指定年月日:
    登録年月日:
  • 独立行政法人国立文化財機構
  • 国宝・重要文化財(美術品)

丁子散の旧表紙を附し、料紙は楮交り斐紙に墨界を一紙二十行に施し、本文は一行略十七、八字で正楷に書写される。首尾題を存し、巻末の奥書には、寛喜二年三月十七日に僧寛玄が書写し、同年四月二十一日に受点を加えたことがみえている。本巻はこれまで学界未見の古鈔本であって、本朝文粋諸本中、宝生院本(建保五年書写・重文)につぐ古い書写奥書を有している。文中に稠密に加えられた朱墨の訓点は、古訓が多く、紀伝伝授に用いられた證本として価値が高い。

本朝文粋巻第六 ほんちょうもんずいまきだいろく

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