絵画 油彩画 / 明治
江ノ島には江戸時代から多くの人が観光に訪れていたが、1891年(明治24)に橋が架かるまで、人々は砂州を歩いて海岸から島まで渡っていた。ここには荷を運ぶ人や旅姿の人に混じって、洋装の紳士も描かれている。由一は、自らもまたそこを歩く旅人のように視点を低い位置において江ノ島を仰ぎ見て、緻密な描写で人々の姿を描いている。
冨嶽三十六景《相州江の嶌》
葛飾北斎
江ノ島
洋人捕象図
高橋由一筆