五郎山古墳 ごろうやまこふん

史跡 古墳

  • 福岡県
  • 筑紫野市原田
  • 指定年月日:19490713
    管理団体名:
  • 史跡名勝天然記念物

五郎山と称せられる高燥な丘陵上に営まれた円墳で経約120尺高さ約18尺を有する。ほぼ南南西面に開口して横穴石室が存する。石室は割石によつて積築され羨道と玄室との2部にわかれ更に玄室は前室と後室とより成つていて複室の構造を示している。
奥室の長さ約14尺5寸、幅奥壁にて約9尺6寸、高さ約12尺7寸、前室の長さ約5尺9寸、幅約6尺6寸高さ8尺の羨道の長さ現在約12尺幅約3尺高さ5尺を有する。奥室の奥壁及び左右両側壁、前室の後壁等に黒、赤、緑の3色をもつて騎馬像をはじめ、人物画、舟、靱、弓及び重圏文等が画かれ我国裝飾古墳として顯著なものである。昭和22年に偶然発見され内部から須惠器等が検出された。

五郎山古墳

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