鑁阿寺経堂 ばんなじきょうどう

建造物 宗教建築 / 江戸

  • 栃木県
  • 江戸前期 / 1615-1660
  • 桁行一間、梁間一間、一重もこし付、宝形造、本瓦葺、八角輪蔵付
  • 1棟
  • 栃木県足利市家富町
  • 重文指定年月日:19841228
    国宝指定年月日:
  • 鑁阿寺
  • 重要文化財

鑁阿寺は足利氏の居館跡に営まれた真言宗の古刹で、鎌倉時代建立の本堂と鐘楼は重要文化財に指定されている。
 経堂は江戸時代初期に建てられた桁行一間、梁間一間、一重もこし付、宝形造、本瓦葺の経蔵で、内部に一切経を納めた八角輪蔵を設ける。中世の遺風を伝えて全体に木割が太く、雄健の気風を保つうえに、もこし付経蔵の中では全国で二~三位に位置するほど規模も大きく、近世社寺建築として重要な遺構である。

鑁阿寺経堂 ばんなじきょうどう

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