大歳御祖神社 透塀 おおとしみおやじんじゃ すきべい

建造物 宗教建築 / 江戸

  • 静岡県
  • 江戸後期 / 1826
  • 一周延長三十八間、本瓦形銅板葺、棟門一所を含む
  • 1棟
  • 静岡県静岡市葵区宮ヶ崎町
  • 重文指定年月日:19710622
    国宝指定年月日:
  • 神部神社
    浅間神社
    大歳御祖神社
  • 重要文化財

神部神社浅間神社大歳御祖神社は総称して静岡浅間神社とよばれる。現社殿は文化元年(一八〇四)から幕府直営工事として約六十余年ほどの長年月を要して完成している。
 神部浅間両社本殿は比翼三間社流造、拝殿は俗に浅間造り二階拝殿とよばれるもので、江戸末期の善美をつくした建物である。本殿拝殿をはじめ、他の建物も建築装飾として彫刻を多用し、極彩色を施して華麗である。これら彫刻は立川流の彫物大工の手になり、すべてよく時代の特性を示している。一連の造営になる江戸末期の神社建築として代表的なものであり、社頭の景観も旧状をよく保っていて貴重である。

大歳御祖神社 透塀

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