沃懸地酢漿紋兵庫鎖太刀〈中身無銘/〉
いかけじかたばみもんひょうごぐさりたち〈なかみむめい〉
工芸品 / 鎌倉
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鎌倉
- 柄 白鮫着、銀地鍍金覆輪、俵形鋲二個四双。
鞘 金沃懸地酢漿紋三双三連、紫佩緒(残欠)着。
総金具 冑金、覆輪、縁、露金物、指目貫、大切羽、小切羽、口金、足金物、責金、石突銀地鍍金。
足金物、鞘尾金具の一部に唐草文を表すほかは無文。鎖、鐔銀。
- 総長98.2 鞘長79.1 柄長21.0 (㎝)
- 1口
- 重文指定年月日:19560628
国宝指定年月日:19560628
登録年月日:
- 春日大社
- 国宝・重要文化財(美術品)
鎌倉時代に流行した兵庫鎖太刀で、三条の鎖を合わせて足金物に付している。鎖の表面中央部分に酢漿文を透彫にした銀金具を据え、そのた総金物は銀台に鍍金を施した豪華なもの。この太刀拵の製作がこの種の物の中でも時代が古く優秀であるに加え、装具が完存する上に、掃緒の主要部がそのままに残っている。