刀〈金象嵌銘則重磨上之/本阿(花押)〉 かたな〈きんぞうがんめいのりしげこれをみがきあげる/ほんあ(かおう)〉

工芸品 / 鎌倉

  • 則重
  • 鎌倉
  • 鎬造、庵棟、反浅く、中鋒。鍛は小板目肌よく約み、杢交じり地沸厚く地景頻りに入る。刃文は直刃調に互の目交じり、足、葉頻りに入り、匂口沈みごころに小沸よくつき、砂流かかり、金筋ところどころに入る。帽子は直ぐに小丸、先尖りごころに掃きかけ、長く焼下げる。茎は大磨上げ、先浅い栗尻、鑢目勝手下がり、目釘孔二。
  • 身長76.1  反2.0  (㎝)
  • 1口
  • 重文指定年月日:19610217
    国宝指定年月日:
    登録年月日:
  • 株式会社ブレストシーブ
  • 国宝・重要文化財(美術品)

相州正宗の門、あるいは弟子と伝えられる則重作として本阿弥光室が鑑定し、金象嵌銘を入れたもの。この刀は地刃の出来が極めて優れ、健全である。

刀〈金象嵌銘則重磨上之/本阿(花押)〉

ページトップへ