建造物 宗教建築 / 安土・桃山
本願寺唐門 一棟 この門は元和四年御再興の記によると、元々御影堂の前にあった門を元和四年(一六一八)に現在地へ移築したとされる。四脚門で前後に唐破風を設け、垂木はすべて輪垂木であるが、屋根は両面が入母屋となっている。これらの形式は豊国神社唐門(国宝)と同一である。随所に精巧な彫刻を施し、豊麗な彩色とあいまって、桃山時代における意匠の最も優れた唐門の代表的遺構である。【引用文献】『国宝辞典(四)』(便利堂 二〇一九年)
豊国神社唐門
大徳寺唐門
本願寺 阿弥陀堂門