法界寺阿弥陀堂 ほうかいじあみだどう

建造物 宗教建築 / 鎌倉

  • 京都府
  • 鎌倉前期 / 1185-1274
  • 桁行五間、梁間五間、一重もこし付、宝形造、檜皮葺
  • 1棟
  • 京都府京都市伏見区日野西大道町
  • 重文指定年月日:18971228
    国宝指定年月日:19510609
  • 法界寺
  • 国宝

法界寺阿弥陀堂 一棟

 法界寺阿弥陀堂の建立年代については定説がなく、明らかでないが、様式上鎌倉時代前期の建立とみられる。方五間、宝形造、檜皮葺で裳階を備えた方形平面である。内陣は方一間で、中央に仏壇を置き、丈六の阿弥陀如来坐像(国宝)を安置する。柱や天井や小壁には天人そのほかの文様を描いている。この堂は全体の調子がすこぶる清潔であって、かつ大らかな趣があり、同じ浄土形式仏堂でも平等院鳳凰堂(国宝)などとも異なった趣を示している。

【引用文献】
『国宝辞典(四)』(便利堂 二〇一九年)

法界寺阿弥陀堂

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