虎関師錬墨蹟〈檀渓字号/〉 こかんしれんぼくせき

歴史資料/書跡・典籍/古文書 その他 / 鎌倉

  • 鎌倉
  • 1幅
  • 重文指定年月日:19730606
    国宝指定年月日:
    登録年月日:
  • 学校法人立命館
  • 国宝・重要文化財(美術品)

虎関師錬(一二七八~一三四六)は鎌倉時代後期の僧侶で、五山文学の先駆者とも称され、元亨釈書【げんこうしやくしょ】の著書としても名高い。この字号は法嗣檀溪心凉【しんりょう】(一三〇二~一三七四)に与えたもので黄山谷【おうざんこく】風の筆勢横溢した二大字である。心凉は因州の人、伊勢正法寺開山となり、東福寺三十三世を嗣席した。この字号に関して『済比集』巻第五、偈賛の中に「檀溪」と題する七言偈【げ】を収めている。

虎関師錬墨蹟〈檀渓字号/〉

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