大智墨蹟〈東谷明光除夜偈/〉 だいちぼくせき

歴史資料/書跡・典籍/古文書 その他 / 南北朝

  • 南北朝
  • 1巻
  • 重文指定年月日:19750612
    国宝指定年月日:
    登録年月日:
  • 広福寺
  • 国宝・重要文化財(美術品)

広福寺招請開山大智(一二九〇-一三六六)が南宋東谷明光(宝祐元年寂)の除夜偈をその門人恵生禅人に与えた墨蹟である。この偈は楮紙三紙を継いで大字に書し、その書風は黄山谷【こうざんこく】のそれを会得したあとが明らかに看取される。山谷流は宗峰妙超、虎関師錬など臨済墨蹟にその影響を多く見ることができるが、曹洞禅においては珍しく、その顕著な墨蹟として注目される。

大智墨蹟〈東谷明光除夜偈/〉

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