歴史資料/書跡・典籍/古文書 その他 / 安土・桃山 江戸 平安 室町 鎌倉 南北朝
毛利家文書は戦国大名として中国地方に覇を唱えた毛利家に伝来した古文書・系図類の総称で、その総数千五百九十三点である。この文書の特徴は元就・隆元父子等の自筆にかかるものが多数あることで、これらの中には戦国武将の心理の側面がうかがわれるものも少なくない。この他、同文書は戦国大名毛利氏の領国支配・一族および家臣団統制、外交等その内容は多岐にわたり、毛利氏が戦国大名として発展する過程が知られ、大名領国制、織豊政権研究史上貴重なものである。