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大〓盧遮那経(大日経)、金剛頂経は真言密教の根本経典で、胎蔵界・金剛界の両界曼荼羅の依りどころとなった経典である。褐色斐紙に遊糸多い筆法で丹精に書写され、その書風から九世紀を下らない時代のものと見られるが、両経とも完存した一具経の古写本として注目される。昨年の四国総合調査(高知県)で発見されたものである。
大毘盧遮那経
金剛頂瑜伽経 巻第一、第二
両界曼荼羅図