唐詩断簡〈(絹地切)/伝小野道風筆〉 とうしだんかん

歴史資料/書跡・典籍/古文書 その他 / 平安

  • 伝小野道風
  • 東京都
  • 平安
  • 1幅
  • 東京国立博物館 東京都台東区上野公園13-9
  • 重文指定年月日:19790606
    国宝指定年月日:
    登録年月日:
  • 独立行政法人国立文化財機構
  • 国宝・重要文化財(美術品)

萠葱【もえぎ】色の絹地に書かれた唐詞の断簡で、現存十一行。始め十行に唐の鄭拠の七言詩が行・草体で書かれている。鄭拠の一首は「全唐詩話」巻三に収録されているが、本文を比較するに字句の異同が著しく、流布本の誤りを正すところが多い。本幅の書風は小野道風筆三体白氏詩巻(国宝・正木美術館蔵)等と相似し、豊潤な筆法は道風の書の特色をよく表わしている。

唐詩断簡〈(絹地切)/伝小野道風筆〉 とうしだんかん

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