その他の美術 書 / 平安
中国唐時代の詩人・鄭拠の七言詩と、吉皎の伝歴(さいごの一行)を書写した断簡。補筆が多いが、行草の各書体と筆意とを自在に組合せ、遅速、太細の変化を織りこんで揮毫されており、小野道風筆と推定される。絹布に書かれているため「絹地切」と呼ばれる。ルビ:ていきょ、きっこう、きごう
唐詩断簡〈(絹地切)/伝小野道風筆〉
伝小野道風
斎宮女御集断簡 小島切「うら水の」
伝小野道風筆
斎宮女御集断簡 小島切「秋をへて」