日下貝塚 くさかかいづか

史跡

  • 大阪府
  • 東大阪市日下町
  • 指定年月日:19720726
    管理団体名:
  • 史跡名勝天然記念物

S47-5-103[[日下]くさか]貝塚.txt: 貝塚は生駒山麓に形成された扇状地先端にあり、すでに文祿3年(1594)の『草賀村検地帳』に「かいはたけ」とあり、古くから知られていたようである。
 遺跡の範囲は、約200メートル四方におよび、貝類はセタシジミが99パーセント、その他14種が検出され、繩文時代晩期の貝塚として知られる。また土器、各種の石器類・骨角器、11体の埋葬人骨なども発見されているほか、古代馬の完全な遺骨の検出は稀少な例である。とくに本貝塚は、近畿地方における数少ない貝塚の一つで、大正14年の学術調査以降広く学界に紹介された著名な遺跡である。

日下貝塚

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