歴史資料/書跡・典籍/古文書 文書・書籍 / 平安
もと比叡山横川の飯室別所にあったとの伝えから、世に「飯室切」と呼ばれる。大ぶりで雄勁な筆致から嵯峨天皇筆と称され、平安時代前期の古筆切の優品として珍重された。東大寺僧の明一(728~798)が、慧沼の疏に諸説を加えて集注した『金光明最勝王経註釈』の断簡で、白書の訓点や書き込みがある。
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金光明最勝王経註釈 巻第二・巻第四断簡(飯室切)のうち巻第二
金光明最勝王経註釈 巻第二断簡(飯室切)
金光明最勝王経注釈断簡(飯室切)
伝嵯峨天皇筆