歴史資料/書跡・典籍/古文書 文書・書籍 / 奈良
本経は、奈良時代後期を代表する写経として名高く、謹厳で力強い筆致と肉太でやや大きめの字体に特徴がある。その特徴から、能書家として知られる朝野宿禰魚養が書写したと伝えられるところから魚養経と呼ばれる。奈良・薬師寺に伝来したことを示す朱印「薬師寺印」が巻頭にみえ、薬師寺経とも称される。
大般若波羅蜜多経巻第四百九十五(薬師寺経)
大般若波羅蜜多経 巻第二百九十八 初分難聞功徳品 断簡
大般若経巻第五百二十七