藍韋威肩赤白胴丸〈筋兜・喉輪大袖付/〉 あいかわおどしかたあかしろどうまる〈すじかぶと・のどわおおそでつき〉

工芸品 / 室町

  • 室町
  • 1領
  • 重文指定年月日:19730606
    国宝指定年月日:
    登録年月日:
  • 国宝・重要文化財(美術品)

 肩を白・紅・白糸で威し、以下を藍韋威にした胴丸である。胴丸は中世甲冑【かつちゆう】の代表的なもので、ことに南北朝・室町時代に盛行した。
 共に一具として阿古陀【あこだ】形三十二間筋兜、藍韋威喉輪を付属し、他に同時代の作である色々威大袖一双を付している。この胴丸は大和吉野に伝来し、その後江戸時代には尾州大道寺家に伝わったもので、製作が精緻で保存のよい優品である。

藍韋威肩赤白胴丸〈筋兜・喉輪大袖付/〉

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