高山寺文書〈(聖教紙背)三十五通/(六曲屏風貼付)〉 こうざんじもんじょ

歴史資料/書跡・典籍/古文書 その他 / 平安

  • 千葉県
  • 平安
  • 一双
  • 国立歴史民俗博物館 千葉県佐倉市城内町117
  • 重文指定年月日:19770611
    国宝指定年月日:
    登録年月日:
  • 大学共同利用機関法人人間文化研究機構
  • 国宝・重要文化財(美術品)

この高山寺文書は、もと高山寺経蔵の聖教【しようぎよう】の紙背文書として伝来し、明治の始めに巷間に出たもので、三十五通を存する。文書はいずれも平安後期のもので、うち四通に承安・養和・元暦の年紀がある。書状・請文類はいずれも自筆で、中には平親宗・同光盛・同清房・藤原成家、或は文章博士藤原光範、丹後守藤原長経、少納言藤原惟基などの筆蹟を含んでいる。特に左衛門少尉源義経の書状は従前宝簡集所収文書がその唯一と考えられていた義経の筆蹟に新たな遺例を加えたものとして注目される。

高山寺文書〈(聖教紙背)三十五通/(六曲屏風貼付)〉

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