佐賀藩精煉方絵図 さがはんせいれんかたえず

絵画 日本画 / 昭和以降

  • 陣内松齢
  • じんのうちしょうれい
  • 昭和2年 / 1927年
  • 絹本着色 額装
  • 竪75.2cm 横123.0cm
  • 1面
  • 佐賀県佐賀市松原2丁目5-22
  • 公益財団法人鍋島報效会

長崎警備増強のため蒸気軍艦を主力とする洋式海軍の創設を企図した佐賀藩は、嘉永5年(1852)に理化学研究所である精煉方を発足させた。佐野常民を主任として石黒寛次・中村奇輔・田中久重ら藩外の優秀な学者や技術者が招かれた。彼らは洋書を翻訳して化学実験や機械の試作を行うとともに、長崎での海軍伝習にも参加してオランダ人教官から直接造船法や蒸気船の内部構造について教えを受けた。画面中央には安政2年(1855)に行われた蒸気機関車の雛形の試運転の様子、右下には蒸気船の雛形が描かれている。

佐賀藩精煉方絵図 さがはんせいれんかたえず

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