絵画 日本画 / 室町
単庵智伝は室町時代の水墨画家で、相阿弥に望まれて弟子となり、二十五、六歳で早死したと伝えられる。本図はその代表作。柔らかい筆致と、墨の濃淡でまとめ上げる手法は阿弥派の特徴をよく示す。現存する竜虎図屏風としては最古の作例である。
紙本墨画竜虎図〈単庵智伝筆/六曲屏風〉
単庵智伝
紙本墨画西湖図〈鴎斎筆/六曲屏風〉
鴎斎
紙本著色花鳥図〈伝雪舟筆/六曲屏風〉
伝雪舟