太刀〈銘則国/〉 たち〈めいのりくに〉

工芸品 / 鎌倉

  • 則国
  • 京都府
  • 鎌倉
  • 鎬造、庵棟、小鋒、磨り上げながら腰反り、鍛小板目肌最もよく約み、地沸細かにつく。刃文細直刃調に浅く湾れ、小乱交じり、足葉入り、小沸深く、金筋頻りにかかる。帽子直ぐに小丸、沸つき金筋かかる。茎磨り上げ、先栗尻、旧鑢目勝手下がり、目釘孔三、茎先棟寄りに二字銘。
  • 身長74.7 反り2.3 元幅2.7 先幅1.8 鋒長2.7 茎長22.3 (㎝)
  • 1口
  • 京都国立博物館 京都府京都市東山区茶屋町527
  • 重文指定年月日:19340130
    国宝指定年月日:19540320
    登録年月日:
  • 独立行政法人国立文化財機構
  • 国宝・重要文化財(美術品)

粟田口派の名工則国の作。同作有銘確実のものは極めて少なく、銘振りもまた小異がある。本太刀は磨り上げているが、なお姿よく、鍛えはよくつんで精美であり、刃文は沸のよくついて匂口冴えた細直はを焼いて品格高い。出来が優れ、粟田口派の典型を示している。

太刀〈銘則国/〉 たち〈めいのりくに〉

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