鉄釉花鳥文大壷 てつゆうかちょうもんおおつぼ

工芸技術 陶芸 / 昭和以降

  • 原清  (1936~)
  • はら きよし
  • 平成17 / 2005
  • 鉄釉陶器
  • 高37.5 径37.0
  • 1口
  • 文化庁分室(東京都台東区上野公園13-9)
  • 第52回日本伝統工芸展
  • 国(文化庁)

 鉄釉陶器は、釉に含まれている鉄分によって黒色・茶色・黒褐色・柿色等に呈色させる陶芸技法である。鉄釉による陶器は、天目とも呼ばれる。鉄釉陶器の技法は、東洋で独自に発展を示したものであり、古来、中国各地で作られ、その影響で日本や東南アジア等で作られるようになった。
 作者は、端正な器形に、草花や鳥のような愛らしいモチーフを組み合わせ、緊張感と叙情性が共存する作品を目指しているという。
 本作品では、量感ある壺に黒と茶色の二色の鉄釉を重ね掛けし、花鳥文を大らかに描き出している。                                                                                                                                                           

鉄釉花鳥文大壷 てつゆうかちょうもんおおつぼ
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