建造物 宗教建築 / 江戸
- 茨城県
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江戸末期 / 1860
- 本殿及び旧拝殿よりなる
外陣 (旧拝殿)桁行三間、梁間二間、一重、入母屋造、向拝一間、
軒唐破風付、本瓦形銅板葺
内陣 (本殿)桁行三間、梁間三間、一重、背面入母屋造、前面外陣に接続、
内陣の棟は外陣の棟をこえて正面に破風をつくる、本瓦形銅板葺
- 1棟
- 茨城県笠間市笠間
- 重文指定年月日:19880113
国宝指定年月日:
- 笠間稲荷神社
- 重要文化財
本殿の前面に拝殿を接続する平面形式をもち、外観は変化に富む。地元の大工や彫工による建築ではあるが、作りがよく、各部に設けられた彫刻も優秀である。特に本殿の両側面と背面の壁面にはめこまれた蘭亭曲水の宴の彫刻はすぐれている。建物、彫刻には、彩色が施してなく素木造で、江戸時代末期の特徴をよくあらわしている。