達磨大師安心法門(絹本)〈石溪心月筆/〉 だるまだいしあんじんほうもん けんぽん せっけいしんげつひつ

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  • 石渓心月
  • 東京都
  • 南宋 / 1248
  • 絹本墨書
    巻子装
    縦界黒糸織出
  • 縦28.8cm 全長156.6cm
    絹数3枚
  • 1巻
  • 東京都中央区銀座8-10-3 銀座三鈴ビル
  • 重文指定年月日:19780615
    国宝指定年月日:
    登録年月日:
  • みずたに美術株式会社
  • 国宝・重要文化財(美術品)

南宋時代の禅僧として名高い石渓心月が淳祐八年に慧禅人のために書き与えたものである。安心法門は禅の要諦を説いたもので、達磨大師の撰と伝えるが確証はない。この心月書写本はその現存最古本であって、当時既にこの安心法門が達磨大師撰として流行していたことを示している。料絹は界を織出した写字用の精妙な絹地を用いて珍しく、本文は端厳な書法にて正楷に書写される。伝存稀れな心月墨蹟の代表的遺品として貴重である。

達磨大師安心法門(絹本)〈石溪心月筆/〉

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