歴史資料/書跡・典籍/古文書 その他 / 鎌倉
権大納言三条実躬の日記の自筆原本である。その日記は弘安六年から徳治二年に至る凡そ二十三年間の長期に亘り、内容は朝儀及び公卿社会の動向を詳細に伝えて鎌倉時代公卿日記中の代表に挙げられている。この尊経閣本はその中の弘安十年から徳治二年の間二十三巻を伝存している。本文の料紙は鎌倉時代の文書、暦、あるいは歌合等の紙背を用い、体裁よりみて実躬が日々の日録を後年に整理し、書き改めた清書本と認められる。
実躬卿記〈自筆本/〉
民経記〈自筆本/〉
勘仲記〈自筆本/〉