刀〈無銘則房/〉 かたな〈むめいのりふさ〉

工芸品 / 鎌倉

  • 則房
  • 福岡県
  • 鎌倉
  • 鎬造、庵棟、鋒猪首ごころ重ね薄目。鍛小板目肌よく約み、乱映り立つ。刃文丁子乱華やかにして重花を交え、匂深く足葉よく入り所どころ逆ごころ。帽子乱れ込み先小丸。彫り物表裏にやや幅の広い棒樋を掻通す。茎大磨上、先栗尻。急鑢目浅き勝手下がり、目釘孔一、無銘。
  • 身長69.3  反2.7  元幅2.9  先幅2.3  (㎝)
  • 1口
  • 太宰府市石坂4-7-2
  • 重文指定年月日:19390527
    国宝指定年月日:19550622
    登録年月日:
  • 独立行政法人国立文化財機構
  • 国宝・重要文化財(美術品)

大磨上無銘であるが、作風から見ていわゆる片山一文字則房の所伝を首肯すべきものであり、同作中の白眉と称すべき作である。地刃共に健全である。

刀〈無銘則房/〉

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