建造物 住居建築 / 江戸
岡寺は観音霊場三十三所の一つとして知られる真言宗の古刹で、仁王門は重要文化財に指定されている。 書院は主室に床・棚・書院を備え、鉤の手に四室を並べた本格的な構成になるもので、桃山時代に溯りうる数少ない貴重な書院遺構である。また、背面側の内向き部分は当初小屋裏をみせた台所風の場所であったことが痕跡から知られる。対面座敷と台所を一棟に共存させた珍しい構成をみせる。
竹林寺書院
本願寺書院(対面所及び白書院)
玉置神社社務所及び台所