絵画 / 宋
深山幽谷にひとり歩む高士の姿は、そのまま深遠で孤高な心境を表している。激しい風のなか、高士は松籟を聴いているのか、山の瀬音に耳を傾けるのか。金地院所蔵の秋冬山水図二幅とともに、南宋・徽宗皇帝の作として、もと足利義満の所蔵であった名品である。
絹本著色秋景冬景山水図
絹本墨画淡彩高士遠眺図
絹本著色竹塘宿雁図