観心寺文書(六百八十八通) かんしんじもんじょ

歴史資料/書跡・典籍/古文書 その他 / 鎌倉 南北朝 室町 安土・桃山

  • 鎌倉~桃山
  • 29巻、2冊、360通
  • 重文指定年月日:19820605
    国宝指定年月日:
    登録年月日:
  • 観心寺
  • 国宝・重要文化財(美術品)

観心寺は、弘仁年間空海の再建と伝える名刹で、南北朝時代には南朝との関係が深いことで知られている。同寺に伝来した文書は、南朝方として活躍した楠木氏を中心としたもの十巻、河内国の守護畠山氏関係の文書十二巻のほかは、ほとんど一通ごとのまくりの状態である。鎌倉時代の文書は売券・寄進状など寺領に関するものが多く、南北朝時代の文書は百二十六通をかぞえ、当時の南朝の動向を伝える根本史料である。また、評定事書や掟書類は寺院の内部構造を知る上で興味深い。

観心寺文書(六百八十八通)

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