工芸品 染織
不動明王・双獅子・蝶などの模様が染め出された袖無し陣羽織。表生地は「正平革」と呼ばれる染め革の一つで、征西将軍懐良(かねなが)親王が、正平6年(1351)肥後国八代の革工に染めさせたことに由来する。染革は丈夫で防寒・防水に優れていることから武家の甲冑や武具などに好んで用いられた。シンプルな形態ではあるが機能性とデザイン性が兼ね合わされている。旧カネボウコレクション2202-3
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稲妻菊牡丹模様 陣羽織
吉祥文様 陣羽織
蜻蛉模様刺繍 陣羽織