金隈遺跡 かねのくまいせき

史跡

  • 福岡県
  • 福岡市博多区金隈
  • 指定年月日:19720517
    管理団体名:
  • 史跡名勝天然記念物

S46-12-010[[金隈]かねのくま]遺跡.txt: 福岡市東南郊外に所在する月隈丘陵の一支丘上に位置し、周囲の水田との比高は約25メートルある。昭和43年〜45年に遺跡の一部を発掘調査した結果、弥生時代の前期後半から後期初頭にかけての墓地として甕棺墓145基、土壙墓27基、石棺墓2基が確認された。甕棺墓の大多数は中期に属し、本遺跡の中心をなしている。昭和46年に行なった範囲確認調査では、同丘陵の中央部にも甕棺墓・土壙墓のほか、支石墓が未発掘の状態で存在することが判明した。
 本遺跡は、弥生文化の一中心地である北九州地方の墓制のうち、甕棺墓を中心に形成された共同墓地で最も典型的なものである。

金隈遺跡

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