銅錫杖頭 どうしゃくじょうとう

工芸品 / 平安

  • 富山県
  • 平安
  • 鋳銅製。輪頂に尖りのないほぼ半円形で、輪の下部は内へ丸めて蕨手形に曲げて中央の水甁形の先で止める。輪は上部に細く、下部の次第に太みを増した形で、外周は鎬を立てて牙状を六箇所に配し、輪内周は丸みをもたせてわづか鎬を見せる。輪頂および水甁上には、相輪形でもあったか(現状欠失)。
  • 高13.4 幅10.9 (㎝)
  • 1柄
  • 富山県立山博物館 富山県中新川郡立山町芦峅寺93-1
  • 重文指定年月日:19590627
    国宝指定年月日:
    登録年月日:
  • 富山県
  • 国宝・重要文化財(美術品)

特異な形状をした錫杖頭で、容姿、技巧共に優れた逸品。明治40年に剱岳頂上で発見された当時から世に名高いものである。

銅錫杖頭

ページトップへ