剣〈銘光忠/〉 けん〈めいみつただ〉

工芸品 / 鎌倉

  • 光忠
  • 鎌倉
  • 1口
  • 重文指定年月日:19740608
    国宝指定年月日:
    登録年月日:
  • 国宝・重要文化財(美術品)

鎌倉中期の備前長船派の祖光忠の作である。長船派は日本刀工史上最大の流派で、光忠以来江戸末期に及んでいる。中でも光忠は名工として聞こえている。光忠の有銘作は太刀には少なからず存在するが、剣は稀である。これはやや大振りで重ねが厚く、先が張り、量感のある姿で、鍛え、刃文ともにすぐれた鎌倉時代の特色を示している。

剣〈銘光忠/〉

ページトップへ