歴史資料/書跡・典籍/古文書 その他 / 平安
本巻は,『日本書紀』の現存最古写本として知られているもので,平安時代前期の貞観年間(八五九~八七七)頃に書写されたとみられる。本文は第十巻「応神天皇紀」で,首尾を欠くが,奈良時代の書風の流れをくむ謹厳な楷書で書かれている。紙背にみえる空海の詩文集『遍照発揮性霊集』も最古写本に属し,その古訓点を伝えて重要である。
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中右記部類〈巻第五、第九、第廿、第廿八/〉
大般涅槃経集解
中右記部類巻第十九