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松尾芭蕉の紀行文の代表作として著名な奥の細道には曽良本・去来本・柿衛本などがあるが、本書はその晩年の成稿を能筆の素竜に浄書させて所持し、遺言により去来に渡った本である。袋綴装冊子本。外題箋は芭蕉自筆と見られる。奥の細道の自筆本が伝わらない今日において、国文学史上特筆される奥の細道の定本として重要である。
奥の細道曽良随行日記〈自筆本/〉
曽良
奥之細道図
紙本淡彩奥の細道図〈与謝蕪村筆/安永八年十月の款記がある〉
与謝蕪村