金澤八幡宮 獅子頭
かねざわはちまんぐう ししがしら
民俗 有形民俗文化財 / 室町 安土・桃山 江戸
- 秋田県
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室町から江戸中期
- 木造(カツラ)
- A 幅31.5cm 奥行30.7cm 高さ21cm
B 幅30cm 奥行34cm 高14cm
- 2口
- 秋田県横手市金沢中野字根小屋102-4
- 横手市指定
指定年月日:20130325
A 金沢八幡宮に伝来した獅子頭で、江戸時代の文人、菅江真澄が文政9(1826)年頃に著した地誌「月の出羽路」に、(1) 金澤八幡宮伝来獅子頭と思われる記述がある。
B 「昭和11年9月15日,後三年戦役八百五拾年紀年に仙北郡藤木村(現在の大仙市藤木),川越守固から奉納された」ものであることを記した貼り紙が付属する。
- 金澤八幡宮
- 有形民俗文化財
金澤八幡宮は、後三年合戦(1083-87)の後に源義家が、藤原清衡に命じて石清水八幡宮から神霊を勧請して出羽の鎮護として創建したものと伝えられる。江戸時代に入り佐竹氏よりの崇敬を受け、藩の支援を受けて慶長九年(1604)以降、十数回にわたって修改築が行なわれてきた。現在の社殿は、大正15年の改築のものである。現在の場所が、中世城館の二ノ丸と伝えられる場所にあることから、当初から現在の場所にあったかは不明である。
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