秋葉祭の芸能 あきばまつりのげいのう

民俗 無形民俗文化財

  • 選定年月日:19711111
    保護団体名:秋葉神社祭礼練り保存会
  • 記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財

 この芸能は、高知県高岡郡仁淀村の秋葉神社の祭のおり(旧一月十六日から十八日)に行なわれる練り行列の群行芸の一種で、神輿の渡御還幸に供奉するものである。
 行列は先祓面を先頭に幟・台笠・立笠・囃子・柳・鳥毛・踊子・後祓面に道化などらを連ねたもので、道中でも鳥毛を投げ合ったり、サイハライの棒踊や太刀踊などをも示す。
 練り組の組織は、秋葉神社の氏子である沢渡・別枝・霧の窪の三部落の人々で構成され、各組はそれぞれ「油売り」と称する道化役をもって道中を賑やかにする演出法をもっている。
 祭礼の練り行列の芸能としては地方的特色の著しいものである。

秋葉祭の芸能

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